年賀状を出しに行くと近所のコンビニに猫がいた。
この小春日和のなか、
置物のように微動だにしない。
こげ茶にオレンジのまだらの入った猫。
そのまま通り過ぎるのは悪い気がして、
コンビニで鮭缶を買った。
猫を呼んで地面に置く。
猫はひたむきに食べる。
まだオトナになりきってないようだ。
ひげに鮭の油がついている。
かわいい。
ひととおりエサを平らげた猫に別れを告げて
コンビニの駐車場を離れる。
きれいな空だ。
夕方ダディが予告どおり、
港へ行くと言い出した。
ママンは拒否。(忙しいのと寒いから。)
車から見える空は薄茜色。
港の一角の駐車場から松林にそって歩くと、
1対の銅像が。
・・・芸者さんだ。
なぜ?この地に??
開設のプレートを見て納得。
『木更津甚句・発祥の地』
踊る赤福姐さんの両手には松ぼっくりと青い松葉が。
思わず置いたひとのセンスに拍手する。
東京曇りとも木更津晴れよ♪
やっさいもっさいヤレコリャどっこい♪
ふたりの姐さんたちを後にして
港の大橋に行く。
巨大な橋の落書きを楽しみながら、
夕日を隠して濃いピンクに染まる雲をみる。
こんな空の下に製鉄所がオレンジ色の灯をともす。
ダディの話を聞きながら、
橋を渡り、
島を廻ってまた橋を渡って帰る。
今夜はスキヤキだ。
2008/01/03
猫とコンビニ、あるいは夕焼け。
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1 件のコメント:
気のせいでなければ、最近メニューでブログが締めくくられて・・・・・げふんげふん、失礼しました。
私もその姐さんに会ったことがあります。まだ木更津という土地にはじめてきたばかりのころでした。
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