図書館で舞台の写真集を見ている。
歌舞伎の。
女形の美しさ、衣装の鮮やかさに見とれる。
舞台を作り出す役者さんの姿が切りとられる瞬間の美。
写真家は篠山紀信さん。
もう一つ、
わたしの見た本とは違うけれど、
同じ作家さんの作品世界を知ってもらうということで紹介します。
歌舞伎で好きな演目は『鳴神』。
放力で日照りを起こした鳴神上人(なるかみしょうにん)を
朝廷から密かに使わされた雲の絶間姫(くものたえまひめ)が
色仕掛けでだまして、
その行の秘密を聞き出し、
雨を降らして逃げてしまうという話し。
ラストで上人が姫を追って怒りの形相で去っていくシーン。
これ、男女逆のバージョンの芝居もあるんですって。
最近見た歌舞伎役者さんは勘太郎・七之助兄弟。
勘太郎くんはまだ少年の頃、
歌舞伎座のエレベーターで会った。
「2階に上がりますか?」
「はい!」
実は下へ行くのに自信満々で答えるママン。
違うじゃん!っていう顔で見てた勘太郎少年が
すっかりオトナになって、
地元の文化ホールに来たときは感無量でした・・・。
2008/03/01
歌舞伎もの。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿