先日掲載した四コマ漫画「カムトゥギャザー」の一場面に、
阿寒湖が出てきました。
この湖は北海道でも美しい湖で有名であり、
漫画を描きながら、
「本当にゴミなんて捨ててあるんだろうか?」
という疑問から詳しく調べてみることに。
ウェブでネットサーフィンしながら見ていくと
月田光明さんのブログを発見。
阿寒湖周辺でビニール袋の大量ポイ捨てが・・・!
さっそく月田さんにお聞きすると、
『阿寒観光協会』という団体をご紹介して頂きました。
ゴミ問題についてのご質問のご解答を頂いたのですが
これはその一文です。
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
阿寒湖温泉地区について、行政等に確認をとりましたところ、林道など一部
不法投棄があったことが分かりました。
一部の心無い人によって、自然を守り続けている一歩園財団様と住民の思いが踏
みにじられた気持ちでいっぱいです。(ゴミは行政が処理しております)
また、当地区の取り組みとしましては、年に一度、阿寒~摩周を結ぶ横断道路
(R241号線)42.195kmをゴミ拾いをしながら歩く「クリーンウォーク」を実施
し、環境美化に務めております。
阿寒湖地区に限らず、ゴミのポイ捨てはモラルの問題です。
ほんの少しのやさしさで、地球環境が守られるのですが・・・
ただ、幸いなことに温泉街や遊歩道、登山道を歩いても、ゴミを見かけることは、
ほとんどありません。お客様へ感謝いたしております。
また、先にも申し上げましたとおり、前田一歩園財団が守り続けている森林環境
等のおかげで、阿寒湖は今でも豊かな自然が残されております。
(北海道で一番の二酸化炭素吸収率という報告も上がっております)
今阿寒湖温泉での取組みの大きなものとして、「自然保護」を最重要事項として
掲げております。
マリモ再生事業や、阿寒湖を取り巻く環境整備等、時間は要しますが、一歩一歩
進んで参ります。
小さな努力ですが、ガイアナイトも温泉街で実施しております。
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
以上の内容ですが、
やはり美しい自然を守りつつ観光事業と両立させていくには、
行政の厳しいチェックが必要のようです。
あの不思議な形のマリモは透明度の高い水質に生息する生きものであり、
マリモが住める阿寒湖はすばらしい環境であることがわかります。
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
阿寒湖のマリモはその美しい姿や希少性から1952年に国の特別天然記念物に指定された。近年各地で生息数が減少しており、環境省発行のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。
阿寒湖のマリモは直径30cm程度まで生長するが、太陽光の届かない中心部は糸状体が枯れて空洞になっているため、大きさを支えきれずに壊れてしまう。だがその後は小さいマリモとなり、再び成長を続けていく。 なお3月29日は阿寒湖のマリモが天然記念物に指定された日であり、この日をマリモの日とされている。(ウィキペディアフリー百科事典より抜粋)
*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
今回はささいな疑問から色々な問題を知ることになりましたが、
丁寧にわたしの質問に答えてくださった方々にここでお礼を言わせて頂きます。
皆さんもぜひ北海道へ旅行なされた際には洞爺湖だけでなく
阿寒湖周辺を訪れてみてください!
CHAILAもいつか、絶対阿寒湖でスケッチします☆
2008.7.12
2008/07/12
阿寒湖レポート。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿